パオの映画は "いのち、愛、共に生きる"

企画制作パオ有限会社
文部省特選作品

子どもたちへ〜いのちと愛のメッセージ〜

性教育を通して、生命(いのち)の大切さを子どもたちへ鮮烈に訴えた、槙坪夛鶴子監督デビュー作。全国2500ヶ所以上の小学校、中学・高校で、「いのちを伝える」授業として上映され続けています。

1986年度作品/カラー/55分/16mm,スタンダード

監督:槙坪夛鶴子

原作:坂口せつ子 ほか共同執筆「愛と性・教育への挑戦(銀河書房刊)

出演:長島優子 駒崎涼太郎 加門良 三輝祐子 岡本麗 原ひさ子

『子どもたちへ』予告編(5:25)© パオ ※YouTube動画に飛びます

企画意図

ひずんだ性観念を植え付けられる前に、少しでも早く正しい知識を子どもたちに伝えることによって、生命誕生のすばらしさと、自分のいのちの尊さ、そして他人のいのちの大切さを知り、「生きること」「死ぬこと」の本当の意味をつかみとってほしい。そして、ひとを愛することの喜びを感じとってほしい。そんな願いを込めてこの映画をつくりました。

差別やいじめ、自殺、10代の望まない妊娠、中絶など今の私たちをとりまく環境は、あまりにも悲しい問題でいっぱいです。これらを真に解決するには、子どもたちからの正しい意識とたくましいエネルギーが不可欠なのではないでしょうか。この物語が、そのひとつの方向を示すことになればとも願っています。

監督 槙坪夛鶴子

ものがたり

隆志、聡、実、大輔たちは希望が丘小学校の5年生。女性の裸やセックスなどに興味を抱きはじめる年頃だ。ある日学校の帰り道、みんなでエロ雑誌のグラビアに夢中になって覗き込んでいるところを同級生の比呂子に目撃されてしまった。折から母が妊娠し、自分も初潮が始まったばかりの比呂子は、性に対して嫌悪感を抱いてしまう。

隆志たちことを比呂子から聞いた洋子は、担任の先生に告げ口したが、結局担任にもどうしていいかわからない。そこで教護教諭の水町先生に相談し、新学期から性教育の授業を行うことになった。まずいのちの大切さを語った先生の言葉に子どもたちはうなずいた。隆志も聡も比呂子も自分がどのようにして生まれてきたのか両親に聞いて、感動を覚えた。

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原作者のコメント

「からだのことや、セックスのこと、人を好きになるということ、そういうことをみんな知りたい」——子どもたちは、直接間接に、ときには突出した性行動を通して、私たち大人にこうした要求をつきつけてきます。そんなときこそ、家庭と地域と教育現場が手をとり合って、子どもを最後まで信じ続けながら、愛と性について考え合いたいものと思います。女性スタッフを中心につくられたというこの映画、教室や家庭や地域でせひご覧になってみて下さい。

長野県野岸小学校養護教諭 坂口せつ子

監修者のコメント

性教育とは、何も特別な教育ではなく、子どもの率直な疑問や知的要求にこたえ、いのちと愛と生き方を考える教育です。この映画は、こうした子どもたちの疑問の核心にふれ、人間性と愛と生き方、そしていのちの重さについて、実にいきいきと考え合う、現場の教育実践に基づいてつくられたものです。とかく性教育というと、つい構えてしまいがちな先生方や父母の方々に、子どもと一緒に観ていただきたい映画です。

一橋大学助教授 原作「愛と性・教育への挑戦」
監修 藤田和也

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